「氏子会」の紹介

寺尾地区の鎮守様である日枝神社は古くは勝福寺が管理していましたが、明治の神仏分離令の後は氏子によって守られてきました。

氏子の集まりは、その昔は104戸と記録されていますが、現在でも若干下回る氏子数で脈々と引き継がれています。

祭典についても年間を通じ4回の祭典が厳かに執行されています、元朝祭(1月1日)、春季例大祭(4月7日)、秋季例大祭(10月15日)新穀祭(11月23日:新嘗祭(にいなめさい)が氏子会の主催で引き継がれています。

祭典前の準備や神社の周りの清掃、氏子会の運営等は、昔から当番制でいわゆる五字(原→久保→寺側→後原→河岸)の順にずっと地域で協力し合っています。

祭典は寺尾日枝神社宮司のもと氏子会、自治会、民生委員、当番班の各代表が参列し、寺尾地区をあげての行事となっています。

寺尾地区の皆様の家内安全や御祈願はもとより、春季例大祭では小学校入学お祝いのご祈願も行います。又、元朝祭や春、秋の例大祭には「寺尾囃子連」の方々の御神楽の奉納があり地元の方々も参加して静寂な鎮守の森に厳かな時が流れます。

新しく寺尾地区にお住まいになった方々も是非、鎮守様に足を運んで下さい。

寺尾日枝神社  氏子会会長    大野 明美

        厳かな「元朝祭」の神事